シャガールの絵が持つ不思議な感覚

シャガールはフランスの画家で、青い絵が多い、
そのくらいしか知識のなかった私が、
初めて彼の絵を見たのは30歳の時でした。
全体としては確かにちょっと暗めで、
でも陰気な感じはなくて、何だか絵本の世界みたいだと
昔流行った歌の歌詞を思い浮かべながら眺めました。
それから気をつけていると毎年どこかでやってる感じで
旅行の途中に地方の美術館に立ち寄って見たこともありました。
何とも不思議な絵だと思います。
色調は暗いのに暖かな感じがするのは
独特の柔らかい筆致のせいでしょうか、
それとも題材に愛が存在する事が感じられるからでしょうか。
青森県立美術館にすごく大きなシャガールの作品が
3点常設展示されていると聞いたことがあるのですが、
まだ行ったことはありません。
大きな作品と言うのはそれだけで圧倒的な迫力をもつものですし
私自身、誰のものに限らず大作を眺めるのが好きなので、
いつか必ず青森まで、これらの作品を見に行きたいと考えています。
その大きさで、シャガールは私に何を訴えてくれるのか、
その時が本当に楽しみなのです。

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