ヨーロッパを旅行するのが趣味で、特にフランスが好きです。
私は絵を見るのがとても好きなのですが、パリには、ルーブル、オルセーといった世界的に有名な美術館をはじめとして、小さなものまで、数多くの美術館があるのです。
ですから観光の楽しみの半分は、そういった美術に触れることなのです。
昨年フランスを旅した際に、初めて南仏まで足を延ばしてみました。
世界のファッションをリードする、洗練されたパリとはまた違い、南仏はヨーロッパ中の富裕層がリゾートに訪れる街です。
南仏ニースには、シャガールの美術館があるんですよ!私はこれが一番の楽しみでした。
なんといっても実物をこの目で見られるんですから。
彼の作品との出会いは、ちょっと邪道(?)かもしれませんが、ワインの瓶です。
何度目かのフランス旅行の際に、お土産で買ったワインのラベルが、シャガールの絵でした。
たしか「結婚式」というテーマだったと思います。
この絵のおしゃれな雰囲気と幻想的な色使いにひきつけられて、いつかは絶対本物を見ようと決めました。
そして念願かなってニースの美術館へ。
シャガールはけっこう大きな作品が多くて、壁にかけられた一枚、一枚の絵が、とても存在感を持っていました。
グランドピアノのフタに描かれた作品も印象的です。
この感動を、日本に帰ってきてからも味わいたい。
そう思った私は、おあつらえ向きのサイトを見つけました。
リトグラフや複製絵画の通販があるのです。
これで私の部屋にも、あの日の感動が行き続けます。
いつでも出会えるのです、私のマルク・シャガールに!