シャガールの人生や作風を記します

シャガールは、幻想的な画家としてとても有名だから、名前を知らないという人は、おそらくいないでしょう。
しかし、彼の人生や、作風がどんなものかまでは知らない人が多いでしょうから、概要を記載しましょう。
この人はユダヤ系であり、1887年にヴィテブスクで生まれてます。
愛や結婚をテーマへした作風が多くて、妻を一途に愛してました。
そして、愛の画家という異名がありまして、多くの画家へ影響を与えてます。
彼が、生まれてから初めて絵を学んだのは、ロシアの美術学校で、サンクトペテルブルクでした。
それから、パリへ絵の勉強をしに行ったのは、1911年です。
ここで、先端の画風に影響を受けて、色彩の魔術師として開眼した後、生まれ故郷へと帰りました。
この地で4年後に結婚して、パリへと移住します。
でも、夫婦でアメリカへ亡命して、愛して止まない妻を亡くしてしまいました。
尚、この時期は、第二次世界大戦中だったんです。
その為、戦後になってから、フランスへと帰ってます。
最愛の妻を亡くした悲しみは、測り知れなかったでしょうが、それを乗り越えて画家として活躍してます。
フランスへ戻ってからは、活躍の甲斐もあって世界中で知られるようになりましたが、1985年に南フランスで逝去してます。
シャガールは再婚してますが、亡くした愛妻の存在が生き残ってました。
彼は、生涯初婚の妻を愛し抜いた画家でして、遺された絵の中へも、彼女が生き続けてるようです。

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