愛の画家シャガールを知る

前衛的な画風のシャガールは、絵画やリトグラフなど多くの作品を残しています。
「愛の画家」と呼ばれ、「結婚式ウェディング」は仲睦まじい新郎新婦が描かれており、愛する人への贈答用にも人気の作家です。
マルク・シャガールは1887年ロシアで誕生し、ペテルブルクの美術学校で学んだあと、パリに出て独自の画風を確立しました。
立体的な画風から、平面的な画風にすることで、想像力の翼を広げています。
1915年最愛の妻ベラ・ローゼンフェルトと結婚や、娘イダの誕生など、家族に恵まれました。
ナチスのユダヤ人迫害でアメリカへ逃れた一家でしたが、病でベラが亡くなり、このことで深い悲しみに暮れて、創作も出来なくなるほどでした。
それでも、98歳と長命だったシャガールは、死ぬまで創作や展覧会を続け、たくさんの人々の心を癒やし惹きつけました。
有名な絵の数々は妻や恋人を描いたものが多く、亡くなったあともベラを描くなど、身近な愛を大切にする画家でした。

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